探偵と依頼人のあるべき関係

調査を実施するにあたって必要となる「事前情報」は重要である。

探偵や興信所が扱う調査項目「全てにおいて」必要不可欠な要素である。

依頼人は「全てプロに任せたのだから」との考えを基に「探偵に事前情報」を与えない方が存在するが、本来は「詳細な事前情報」を探偵に与える事によって間違いない判断に沿った無駄ない調査が実施できる。

例えるならば「行方不明の肉親の所在を調査」したいとの御依頼を承ったとする。

調査対象である人物の趣味嗜好や交友関係などの「事前情報」が正確で多いほど「居場所を知る手がかりが多い」となる。

現場で可能性の高い地域を探す探偵にしてみれば「発見に要する時間が短縮され依頼人も不安から短期間で開放」されることとなるだろう。

お気づきとは思うが「御依頼者自身のメリット」に関わる問題でもあり、探偵と御依頼者の双方に多くの利点がある。

他にも浮気調査において例えるならば「御主人の浮気調査を依頼する際」などは最も多い帰宅時間帯や夕食が不必要な曜日などは「事前情報として最低限」必要であり探偵が現場での調査を実施する際の青写真的な役割を果たす。

調査を開始する時間帯の設定に始まり調査打ち切りのタイミングなどの「一切の無駄を省いた調査」にかかわり、浮気調査が長期間に及んだ場合には「無駄を省いて良かった」と御依頼者自身が納得する調査となるのである。

その時こそが探偵と依頼人の関係が切れるときでもあるかもしれないが、信頼関係は継続し紹介者となってくれる人も多い。

こういったところをきっちりとやれる探偵は信頼も得やすいのである。

無駄な調査をしたり、間違った方向性の調査を行ったりした場合、信用を得ることはできず高確率で依頼人との関係はそこで終わってしまう。

依頼人だって探偵とはもう関わりたくないと考えるのが当たり前だ。

プロの探偵は調査結果にこだわる

悪質な探偵による調査には「事前情報の重要性」は全く関係ない。

依頼さえ受件し調査にいち早く着手して「一日でも多くの調査を実施」する事にしか感心が無く、依頼者が求める調査経過や調査で得た情報を除外視した「やっつけ調査」ともいえる粗末な仕事により「探偵業界の品位を著しく低下」させている。

この流れで「御依頼者の満足」が得られるわけが無く「探偵の利益のみ重視した調査」であることが理解できる事だろう。

本当に依頼者の気持ちをくみ取った調査を実施できる探偵は「調査結果にこだわる」仕事ぶりであり、調査に着手してからの「依頼人との密な連携」に加えて「途中経過から判断」できる無駄のない調査指針の提案などが当たり前な業務であるとの認識が高く「プロの探偵」であるプライドを持った調査を通常業務の中で実施できるのである。

トラブルを多く抱える探偵は「相談時点で探偵の考える提案」が目立ち「依頼者の望む方向性」をくみ取らない傾向が強く表れるため「探偵を選ぶ基準」としては重要なポイントとなる。

そして、何より「依頼人が納得する調査」を報告できるか？出来ないか？のポイントで大きな差が生じるのです。

残念ながら以前からこの「御依頼者が納得する」という点において的外れな調査を故意に行う、もしくは状況を良く理解する力が足りずに行ってしまう探偵事務所も存在しているのです。

そのような探偵事務所を選ばないように事前に慎重にお探しすることをおすすめします。

ご自身の将来に関わるトラブルや問題を扱う探偵ですので「信頼度」が重要な要素となることは間違いないと言えるでしょう。

探偵選びで間違えてしまうと無駄なお金やトラブルが余計に大きくなってしまう事態も想定されます。

しつこいようですが「調査結果にこだわるプロの探偵」を選ぶことです。

間違った選択をしない為にも数社と相談し比較検討することをお勧めします。ご自身の基準を満たした探偵事務所だけを選べば後悔せずにすむでしょう。